手しごと日記:新年の手しごと

朝起きて廊下に出ると吐く息が白くなりました。冬がやってきました。でも、昨年より暖房をつける回数が少ないし、湯たんぽを膝にのせてなんとか乗り切っているので、例年よりは暖かい冬なのでしょうか。さて、年末年始は、柿渋で布を染めたり、オーダーいただいた湯たんぽや鍋敷きを作っていました。何かを作り始めると、作業台があっという間に散らかります。

藍染め

湯たんぽってどうしてあんなに優しい暖かさなのでしょう。災害時にも役立つアイテムかなと思います。

湯たんぽ

柿渋で染めた布を細かく縫い繋いでポットマットになります。

柿渋染め

こんな小さなパッチワークでも1日がかりの作業です。縫ってアイロンかけてまた縫って。立ったり座ったり。その繰り返しです。いろいろ作っていると、モダンキルト作品のアイデアも浮かんできます。手を動かすって大切ですね。

パッチワーク

中綿もしっかりめの硬さがあり、2センチの厚さがあります。柿渋の色だったら汚れても気になりません。経年変化を楽しめます。

鍋敷き

黒っぽい色も柿渋染めです。鉄媒染をすると茶色がかった黒になります。

ポットマット

今年は初めてのベビーキルトのオーダーがあるので、かわいいキルトをいろいろリサーチしています。初めて作るものは細かな部分で考えることがあるので、なかなか大変な作業だけれど、その分たくさんの学びもあるので楽しんで作ってみようと思っています。